
絶景のドライビングロードと癒やしの温泉旅館が共存する「湯布院」をドライブ
2025-04-25大分県の南側にある「佐伯市」は、九州最東端となる「鶴御崎」に代表される絶景が多くあります。また第二次世界大戦の戦争遺跡が多く残り、当時の歴史を静かに物語っています。現在は漁業と造船の街として知られる佐伯市をドライブしましょう。
九州最東端の街、佐伯市
フジマックスレンタカーから佐伯市の中心部までは車で約1時間。大分光吉ICから高速道路に乗って南下し、佐伯ICで降ります。
佐伯市は漁業の街であるため、採れたての魚を食べられるお寿司屋さんなどの飲食店が多くあります。詳しくは佐伯市観光案内所のウェブサイトをご確認ください。
巨大壁画 佐伯洲浜竜宮図

佐伯市中心部の東側を流れる番匠川の河口には、巨大な壁画が描かれています。これは画家の谷川広人さんたった一人の手によって描かれています。佐伯の街を知ってほしいという谷川さんの思いから2018年に描かれ始め、2025年現在は全長200mにも達しています。浦島太郎のおとぎ話に出てくる竜宮城の景色が描かれており、2026年の完成を目指しています。
リアス式海岸の道

佐伯市の沿岸部は典型的なリアス式海岸の地形をしています。右へ左へと曲がりくねったカーブが続く道は、車のハンドリングを楽しむのに最適です。コーナーを一つ曲がるたびに新たな景色に出会える喜びもあります。手が届きそうなほど近くにある海を感じながらドライブを楽しみましょう。
丹賀砲台園地

九州最東端に位置する佐伯市には、第二次世界大戦中に多くの要塞が築かれました。丹賀砲台もそのうちの一つです。1931年に完成したこの要塞の山頂には、巡洋艦「伊吹」に搭載されていた30cm「カノン砲」が二門設置されていました。1943年に行われた実弾射撃訓練で、最後の一発が砲塔内で暴発。16人が死亡する事故が発生しました。現在でも爆発事故時の痕跡がコンクリート壁に刻まれており、その威力の激しさを物語っています。
鶴御崎灯台


九州最東端の地「鶴御崎」には鶴御崎灯台が設置されています。海抜200mの絶壁に立つこの灯台は1981年に完成した比較的新しいもので、その光達距離は約42km。大分県内で最も遠くまで光の届く灯台です。また戦時中には要塞として整備されていたため、砲台や兵舎の跡が残っています。
鶴御崎

鶴御崎灯台から150mほど歩いた先に、九州最東端の地があります。鶴御崎の先に広がる海は豊後水道であり、その先には四国があります。空気が澄んでいれば四国の山がはっきりと見えるはずです。波と風の音だけが聞こえる、最東端ならではの体験が味わえます。
豊後くろしおライン

豊後くろしおラインは標高250mほどの岸壁を走る、佐伯市でも随一の快走路です。道中には映画「釣りバカ日記」のロケ地にもなった「空の展望所」や「空の公園」があり、眼下に太平洋を見渡すことができます。雄大な海を眺めながらのドライブを楽しめます。
蒲江
蒲江は大分県で最も南側にある、穏やかな時間が流れる漁業の町です。

道の駅蒲江のすぐ近くにお店を構える「正栄堂」で製造販売される「うず巻」は蒲江の名物製菓です。柔らかな生地に優しい甘さのあんこが包まれていて、食べれば幸せな気持ちになるでしょう。

「かまえインターパーク 海べの市」では、地域で取れた海産物の販売やレストランでの食事ができます。蒲江産のカラフルで肉厚なヒオウギ貝は絶品です。直売所で購入した新鮮な海鮮物をその場でBBQにして楽しむこともできます。